沖縄県宮古郡多良間村では、いくつかの「墓じまい」事業者からサービスが提供されています。
しかし、近隣にあるから、昔からの馴染みだから、などという理由で安易に選択してしまうと、
「墓じまい料金が割高であることが、あとになって分かった…」
「檀家料やその他の関連費用についてアドバイスを貰えず、ムダな費用が相当にかかった…」
「顧客サポートが甘く、料金を払ったのに、結構な時間と労力がかかった…」
などということになりがちです。
その点、少しでも大切なお墓を責任を持って「墓じまい」してくれる信頼性と専門性を求めるのであれば、「全国対応の墓じまい専門会社」にお世話になるべきでしょう。
そして、結論から言うと、「全国対応の墓じまい専門会社」の中でもっともお勧めしたいのは「お墓のミキワ」です。
そもそも墓じまいとは、どのようなプロセスと作業が必要になるのか、そして、地場の業者や全国対応の専門会社、それぞれにどのような特徴があるのかまとめてみましたので、ぜひあなたの大切な選択の参考にしてみてください。
「墓じまい」とは?
「墓じまい」の定義
「墓じまい」とは、埋葬場所をいままでのお墓から別の新しい場所に移す「改葬」の一種です。
特に、「墓じまい」は「改葬」の中でも、納骨堂のようにお墓をより管理しやすい墓石のない形に変えたり、あるいは、自宅供養のようなそもそもお墓自体がない状態にすることを指します。
「墓じまい」が増えている社会的背景
日本の生涯未婚率は、男性23.4%、女性14.1%(2015年)から、引き続き上昇傾向を続けています。
また、多くの方がご存じの通り、未婚率とも連動して、少子化にも歯止めがかかっていません。
このような社会的な状況の中、家族でお墓を管理できる人が減ったり、そもそも家族が誰一人いなくなったりしてしまうケースが増えているのです。
さらに、家族や親戚が健在だったとしても、三大都市圏などに働きに出ていることも多く、地方にあるお墓の管理が行き届かないことも非常に増えています。
そのため、管理の手間が少ない墓石のないタイプのお墓にするため、あるいは、そもそもお墓自体がない状態にするため、いままでのお墓を「墓じまい」する、という方が全国的に増えているのです。
「墓じまい」の大まかな流れ
1. 新しい墓地・供養方法を決める
「墓じまい」をはじめる前に、まずは取り出した遺骨をどうするのか決めておかなくてはなりません。
移転先が、室内墓苑や通常の屋外墓地などである場合、先に新しい墓地を決めておかないと、役所に許可をもらうことができません(注1)。
また、そもそも散骨や自宅供養など、お墓自体を持たない供養方法を取る場合も事前にきちんと決めておく必要があります。
近年では、個人や家の事情に合わせて、さまざまな選択肢が出てきていますので、詳しくは「墓じまい」後の選択肢をご覧ください。
(注1:墓地、埋葬等に関する法律により、個人が市区町村の役所の許可なく勝手に埋葬する場所を変更することはできません。)
2. 新しい墓地から使用許可を受ける
新たな墓地にお墓を移す場合には、管理者と墓地契約を結んで「受入証明書(墓地使用許可証)」を受領します。
役所にお墓を移す許可(改葬許可)をもらう際に、必要な書類となります。
墓地契約については不明な点が無いか、事前にしっかりと確認しましょう。
特に、墓地使用の期間やお墓を建造する石材店の制約、あるいは、寺院の場合、檀家に入ることが前提となっているか否かなどを入念に確認しましょう(注2)。
なお、散骨や自宅供養など、お墓自体を持たない供養方法を取る場合は、このプロセスは不要です。
(注2:墓地については、「お墓を買った」という言い方をしますが、厳密には、「所有権」を持つことはできず「使用権」しか持つことしかできません。
もしあなたの家族が使用しなくなった場合、更地にして返還することが前提になっていますので、注意が必要です。)
3. 役所に提出する「改葬許可申請書」の準備
続いて、市区町村の役所に提出する「改葬許可申請書」の準備をします
あなたが必要な事項を記入した後、いまお世話になっているお墓の墓地管理者からも確認の押印を貰う必要があります。
なお、「改葬許可申請書」の書式は、市区町村によって窓口で受け取り、あるいは、インターネットからダウンロードができます。
4. 市区町村への改葬許可の申請
「改葬許可申請書」の準備ができましたら、市区町村に埋葬場所を変えても良いという許可(「改葬許可」)を申請します。
通常、3日から1週間ほどで許可が出され、「改葬許可証」を入手することができます。
これで、お墓を移転する正式な許可を得たことになります。
5. 古いお墓から新しいお墓への遺骨の移転
ここまで準備が整った段階で、古いお墓の墓じまいを行い、新たなお墓に遺骨を移していきます。
具体的には、墓石から仏様を抜く「御霊抜き法要」を行った後、遺骨を取り出し、墓石の解体や更地に戻す作業を行います。
なお、当然ながら、散骨や自宅供養など、お墓自体を持たない供養方法を取る場合は、供養の準備をするプロセスが必要になります。
「墓じまい」後の選択肢
大きくは、1. 墓じまい後、墓石を処分する場合と、2. 墓じまい後も、墓石を使い続ける場合の2つに分かれます。
通常は、お墓の管理ができないことやお墓参りの負担が大きいことが、墓じまいを検討する理由ですので、1の墓石を処分する場合がほとんどでしょう。
1. 墓じまい後、墓石を処分する場合
1-1. 何らかの形で「お墓」を残す場合の選択肢
墓石を処分した後も、何らかの形で家族がお参りできる場所・一族がルーツを感じられる場所が欲しい、そんな想いをお持ちの方は、以下のような管理が容易な形で「お墓」そのものを維持されることが多いようです。
「永代供養墓」
あなたの家族など、継ぐ人(承継者)を必要としないお墓です。
墓地管理者が永代、または、一定期間に渡って、管理や供養をしてくれます。
なお、永代供養とは継ぐ人を必要としないことのみを意味していますので、埋葬の仕方や設備には、さまざまな形態があります。
「共同墓(合同墓・合祀墓)」
かならずしも血縁のない複数の人の遺骨をひとつの場所に埋葬するお墓です。
多くの方の遺骨が埋葬されていますので、あなたの家族が面倒を見きれない場合でも、墓地管理者が責任を持って対応してくれます。
「樹木葬」
石碑の代わりに木を植えることで墓標代わりとするお墓です。
緑や花があふれる樹木葬の霊園などもあり、最近は希望される方が増えています。
「納骨堂(室内墓苑)」
納骨堂は、遺骨を土に埋めずに、屋内に収蔵する施設です。
アクセスの良い場所に立地していることも多く、お墓参りも気軽に行きやすいのが特徴です。
なお、「室内墓苑」などと呼ぶ場合もありますが、基本的には納骨堂と同じものです。
1-2. 「お墓」そのものを無くしてしまう場合の選択肢
「散骨」
海や山、川などの自然に、遺灰(遺骨を細かく砕いたもの)を撒くことです。
決められた手続きは特にありませんが、「節度をもって行うこと」とされています。
いつかは自然に還りたいとの想いから、選択される方も多いようです。
遺骨がそのままの状態の場合には、専門の業者に砕いてもらってから、散骨を実施する必要があります。
「自宅供養」
「自宅供養」では、文字通り自宅に遺骨を置いて供養します。
専用の小さな骨壷やペンダントなども市販されています。
亡き人をいつも身近に感じていたい、という方にはお勧めできる選択肢でしょう。
なお、「散骨」「自宅供養」いずれの場合も、埋葬と異なり、役所などへの届出は必要ありません。
2. 墓じまい後も、墓石を使い続ける場合
お墓を管理のしやすい場所に移したり、あるいは、親類縁者で持つ複数のお墓をまとめたりする目的の場合、引き続き、墓石のある形態のお墓を守っていくことになります。
なお、新たに墓石を購入するだけでなく、既に使っている墓石を別の場所に移転することもできます。
新たな墓地を選ぶ必要がありますが、選択肢としては「公営墓地」や「民営墓地」、また、民営墓地の中でも寺院が管理する「寺院墓地」などがあります。
「墓じまい」にかかる費用とは?
当然、業者によって異なりますが、お墓の面積によって計算され、平米あたり約20万円ほどが相場となっているようです。
なお、上記はいままでのお墓を更地に戻す一連の作業の費用であり、新たなお墓の設置や供養の費用は含まれていません。
さらに、新たなお墓や供養方法について、どのような形を取るかで費用の総額は大きく変わっていきます。
例えば、改めて墓石を購入し、民営墓地などに墓地の永代使用料を支払う場合は200~300万円ほどかかるケースもあるようです。
また、「墓じまい」の各手続きをご自身で対応していただくことも不可能ではありません。
しかし、「墓じまい」の大まかな流れでもお話したとおり、行政手続きも含めて複雑なプロセスを伴いますので、専門業者にまとめて依頼するのが賢い選択でしょう。
ご先祖様・ご家族の未来のための「墓じまい」
ご結婚されていない、お子さんがいない、などの理由から、墓地や霊園に使用料が支払われず、所定の年数が経過した場合には、「無縁墓」として認定されます。
このようになると、墓地管理者は墓石や遺骨を撤去することができ、最終的には遺骨は合同墓などに合祀されることになります。
ご先祖様が守ってきた大切なお墓を「墓じまい」することは気が引ける…という方も多いかもしれません。
しかし、今しっかりと準備しておかなければ、結局はお墓は無くなってしまいますし、遺されたご親族もさることながら、他人様にも迷惑を掛けることにもなりかねません。
また、腰が重いからと先延ばしにした結果、ご高齢やご病気で結局対応ができなくなってしまった、という方も多くいらっしゃいます。
やはり、ご先祖様のためにも、大切なご家族の未来のためにも、気付いたときにしっかりと準備しておくべきものでしょう。
沖縄県宮古郡多良間村では、近隣の地元業者が安心?
作業範囲が不明確
馴染みだからと、近隣の地元業者を選択する方も多いようですが、事前に作業範囲が明確になっていないケースが散見されます。
「墓じまい」の大まかな流れでお話したとおり、「墓じまい」とは、単に墓石と遺骨を取り出すだけでなく、行政や墓地との連携が必要な複雑な作業です。
せっかく業者にお願いしたのに、自分や家族の時間や手間がかなりかかってしまった、、、ということにもなりかねません。
見積もりの根拠が不明瞭
通常の業者では、墓地の状況によりケースバイケース、さらに、足元の業者自身の繁忙の状況などを加味して、見積り金額を算定しています。
そのため、見積もりの根拠等がよくわからず、言われるがままに契約したら、相場よりも高い金額になってしまっていた、というケースもあります。
特に、人生で多くても一度しか経験しない墓じまいであれば、なおさら一般の方には相場感がないものです。
また、蓋を開けてみたら、後で金額が増していた…というトラブルもあります。
本当の「専門業者」ではない
「墓石を取り出して、更地にする」という実作業の側面から、土建業者が副業的に「墓じまい」に取り組むケースもあります。
そのため、「墓じまい」そのものには、大して専門性も経験もない業者に依頼してしまうことがあります。
こうなってしまうと、思わぬトラブルにつながってしまうこともあります。
全国対応の専門会社がオススメの理由
行政手続きまですべてワンストップ
「墓じまい」の大まかな流れでもお話したとおり、墓じまいの作業は、単なる墓石の解体だけでなく、途中に行政手続きまで伴い、とても複雑になっています。
いまのお墓がきちんと更地になるまで、必要なすべての作業を責任を持ってやってくれる専門会社が安心ですね。
「墓じまい」の経験が豊富
「墓じまい」は、墓石だけでなく、ご先祖様・ご家族の大切なご遺骨も扱う、とても特殊性の高い作業です。
全国対応の専門会社ならば、エリアや宗教宗派問わず、さまざまケースを多数経験してきています。
ご先祖様が守ってきたお墓ですから、経験やノウハウが豊富な信頼性の高い会社にお任せしたいものですよね。
見積もりがきわめて明瞭
全国対応の専門会社では、お墓の面積ごとに、全国統一の価格が明確に定められています。
これならどこに住んでいても、どこにお墓があっても、事前に正しく価格が分かってとても安心ですね。
沖縄県宮古郡多良間村では、全国対応の「お墓のミキワ」がおすすめ
全国対応の「墓じまい」を提供する会社の中でも、特にメディアでの知名度も高い「お墓のミキワ」がおすすめです。
「墓じまい」専門会社としてワンストップ対応
「お墓のミキワ」では、大切なご家族のご遺骨の取り出し、お墓の解体・処分、敷地部分の整地から行政機関への手続きまで、ワンストップで対応してくれます。
これまで、全国で多数の「墓じまい」を手掛けてきた経験ある会社ですから、安心ですね。
良心的な全国統一価格
価格は、お墓の面積ごとに定められており、16万5千円(税抜)からとなっています。
なお、この価格には、お墓の解体・処分、敷地部分の整地から行政機関への手続きまで、「墓じまい」に関する作業がすべて含まれています。
イオンのお葬式から提供されている、19万8千円(税抜)からの墓じまいサービスなどと比べても、良心的な価格だと言えるでしょう。
(いずれの料金も、新たなお墓を準備する費用は含まれません。)
「墓じまい」関連費用の削減アドバイス
「墓じまい」では、実作業の費用以外に思わぬ費用が発生することがあります。
それは、通称「離檀料」と呼ばれるお寺の檀家から外れる際のお布施や、遺骨整理の費用などです。
いずれも、場合によっては数十万円から100万円近い費用となる場合があります。
「お墓のミキワ」では、そういった墓じまい関連の諸費用についてもアドバイスすることで、適正な水準まで費用を抑えることができます。
例えば、離檀料として50万円を請求されたが、事前にアドバイスをもらったことで、10分の1の5万円で済んだケースもあるようです。
97.2%の高い顧客満足度
「お墓のミキワ」では、「墓じまい」を依頼された顧客の97.2%から高い満足度を得ています。
「墓じまい」の経験とノウハウもさることながら、丁寧な顧客サポートが高い評価を受けているようです。
大切なご先祖とご家族のお墓ですから、満足度が高い会社をしっかり選びたいですね。
多数のメディア掲載歴が示す信頼性
「お墓のミキワ」は、「日本経済新聞」、「週刊朝日」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」などの著名なメディアにも取り上げられています。
これも、「墓じまい」という分野で、トップクラスの実績と信頼を残してきたことの証でしょう。
「墓じまい」サービスを利用する際の流れ
STEP1. 簡単見積もり・資料請求
最初は、下記のページから「簡単見積もり」をしてみましょう。
お墓のおおよその面積が分かれば、すぐに概算の見積もりを出してもらえます。
また、まずは資料請求してよく調べたい、という方も下記のページから、すぐに依頼してみましょう。
STEP2. 無料相談
問い合わせの後、メールもしくは電話で担当者と連絡し、無料相談を受けることができます。
(「STEP1. 簡単見積もり・資料請求」の際に、希望の連絡方法を記載しておくと、よりスムーズでしょう。)
「墓じまい」そのものだけでなく、新しいお墓の選び方や家族・親戚とのコミュニケーション方法など、悩んでいること・気になることは何でも聞いてみましょう。
STEP3. 関係者との事前相談
お墓とは、当然ながらあなただけのものでなく、家族・親戚みんなのもの、という性質があります。
そのため、家族・親戚や、一族がお寺にお世話になっている場合には、檀家のお寺と事前に十分なコミュニケーションを取っておきましょう。
家族・親戚
家族や親戚の中には、先祖代々のお墓を「墓じまい」してしまうこと自体や、それによって、地域やお寺とのつながりが薄くなることをいやがる人もいる場合があります。
そのため、事前に十分に話し合っておく必要があります。
感情的に「墓じまい」は嫌だ、などということではなく、現実的に誰かが将来に渡ってきちんと一族のお墓の面倒を見られるのか、ということを一番のポイントに置いて話し合うとスムーズでしょう。
檀家のお寺
檀家のお寺からすると、あなたがお墓をお寺以外に移すことは、檀家を一つ失い、檀家料という収入を失うことを意味します。
そのため、事前相談もなく、いきなりお墓を移すのではなく、
「先祖を大切にしたいが、墓参りがちゃんとできずにいる」
「子どももいないし、無縁墓になるのは時間の問題なので、きちんと準備しておきたい」
など、ご先祖様や家族を大切にする気持ちを交えながら、十分に話しておくのが大切です。
なお、通称「離檀料」と呼ばれる、檀家から外れる際の費用ですが、単なるお布施であり、特にルールや取り決めは存在しません。
あくまで目安ですが、数万円から5万円くらいまでをメドにこれまでの感謝の気持ちを伝えれば良いのではないでしょうか。
上記2つのコミュニケーションも、担当者と相談しながらスムーズに進めていきましょう。
STEP4. 発注・作業はおまかせ
家族・親戚、あるいは、檀家との相談ができたら、「墓じまい」を発注しましょう。
墓石の解体の実作業から面倒な行政手続きまで、すべておまかせでやってもらうことができます。
なお、「墓じまい」の需要は昨今とても多く、混雑している場合もありますので、決めたらすぐに発注するようにしましょう。
「墓じまい」の完了後は、きっと「家族のお墓」という少々気の重くなりそうな問題を整理されたことで、とても晴れやかな気持ちで毎日を送ることができるでしょう。
ご先祖様・未来の家族の幸せのための墓じまい
ご先祖さまが守ってきた大切なお墓ですので、当然ながら「墓じまい」に抵抗を感じる人は少なくありません。
しかし、家族でお墓を守りきれず、結局は無縁墓となってしまうリスクやお子さんやお孫さんに維持管理の大きな負担をかけてしまう可能性も考えると、そのようなリスクを無くす、とてもポジティブな行いだと言えるでしょう。
あなたもしっかりとご家族で相談し、あなたの一族にとって正しい決断をされてくださいね。
墓じまいサービス提供エリア
塩川 仲筋 水納